たった1日で開発したアプリが総合ランキング第5位までのぼりつめた理由

まずアプリのご紹介


セルフタイマーカメラ -TimerCam-
セルフタイマーで写真を簡単に撮ることができる無料のiPhoneアプリです。
自分撮りやグループ撮影におすすめです。


2012/2/1には無料アプリ総合ランキング第5位に!!

はじめに

昨年の9月末に会社を辞めて、最初にリリースしたのはRecEverという有料アプリでした。Evernoteへ音声を簡単に送信できるというアプリです。今までテキストや写真をEvernoteへ送信できるアプリはいくつかあったのですが、音声を対象にしたものはなかったので作ってみました。目新しさもあって当初はレビューサイトや有名ブロガーさんにも紹介してもらってそこそこ好調だったのですが、次第に伸び悩んでいます。音声をEvernoteに保存するという需要の少なさ、使っていて気持ちいいと思える操作感を達成することができなかったのが原因だと思いました。(近いうちにアップデートで改善予定です)

開発者目線で申し訳ないですが、実はこのアプリを開発するのにはすごく苦労しました。開発言語のObjective-Cを全く知らない状態からのスタートで、初心者向けの開発本を買ってきたり、英語のEvernote APIリファレンスを読み漁ったり、エラーは海外の質問サイトで検索したり、と。Apple社へのもろもろの手続きも含めて1ヶ月半ほどかかってやっと完成させることができました。ところが予想していたほどダウンロード数が伸びませんでした。「これじゃあ生きていけないじゃん…」。このとき「どんなに高度な技術を使っても、どんなに苦労をして開発をしても、ユーザが求めているものじゃなきゃ売れない」というものすごく当たり前の事実を痛感し、ユーザ目線の考えの大切さを今まで以上に徹底的に意識するようになりました。

TimerCamを作ったきっかけ

実は知人(20代女性)に「セルフタイマーで写真撮れるアプリないから作ってほしい!友達もみんな言っているよ」といわれた一言がきっかけです。たしかに有料カメラアプリの機能の1つとしてセルフタイマーとかはあるけど、若者向けの気軽に使えるセルフタイマーのカメラアプリってない。しかも作るのがそんなに難しいわけでもないし、と思って作ってみたところ、最高で総合ランキング第5位になりました。自分としては最高記録なので、今回のTimerCamのおかげで分かったかもしれない流行るアプリのコツを以下にまとめてみました。

1. 想定ユーザを明確にする

最近のApp Storeの無料総合ランキングの上位アプリを見ていると、今のトレンドは明らかに「若者、女性」です。無料アプリで上位にランクインするためには、この層向けのアプリがベストかと。ちなみに若者向けのアプリは無料にしなきゃ意味ないと思います。実際に「無料アプリしか落とさない」という知り合いがほとんどなので。また、TimerCamはデザインも若者向けのポップなものにしてあります。

2. すでにあるアプリ、機能でもコンセプトを明確にすればOK

TimerCamは「自撮り」ということに完全に特化したアプリです。このための最低限の機能しかありません。TimerCamの類似アプリはいくつかありますが、インカメラをサポートしていなかったり、起動してすぐに撮影モードへ移れなかったり、とTimerCamに比べて過不足な機能があるので、こういう細かい点で勝っていると思っています。

3. タイトルは重要

若者のほとんどはPCではなくiPhoneからアプリを検索しているので、わかりやすいアプリのタイトルが重要だと思います。長いタイトルだと、後ろの方の文字列は表示されないので前の方の文字列でどんなアプリかを一言で表しておくといいかもしれません。今回だと、「セルフタイマーカメラ -TimerCam-」というタイトルで、本当のアプリ名は後ろにもってきています。

4. One More Thing

効果があったのかどうかはわかりませんが、今回のアプリには検索ワードにも工夫を凝らしています。想定ユーザが検索しそうな固有名詞が効果的かと思います。実はTimerCamは「AKB48」で検索すると公式アプリの次の2番目に表示されるようになっています!(なんかすいませんm(_ _)m)。なにかの本では、競合するアプリの名前をできるだけたくさん設定しろというような鬼のようなことも書いてありました。

ということで、まだまだアプリ開発者になって半年も経ってない新米デベロッパですがよろしくお願いします。Twitter: @tron21でもお相手していただけると嬉しいです。


Leave a Comment

NOTE - You can use these HTML tags and attributes:
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

Spam Protection by WP-SpamFree